買い替え時の住宅ローンその1
前回は中古住宅についてでしたが、今回は、
マイホームの買い替え、住みかえの時の住宅ローンのポイントです。
住みかえで、マイホームを購入する際に、
元々の家に住宅ローンがなければ何の問題もないのですが、
住宅ローンが残っていれば、注意すべきポイントが2つあります。
住みかえ、買い替えですので当然、今住んでいる家を売却することになります。
この時に、今の住宅ローンの残高より高く売れるのか?
がまず注意するポイントになります。
今の住宅ローンの残高より高く売却ができれば、新規購入の住宅ローンについては
それだけを考えていればいいのですが、もしも、売却価格より住宅ローンの残高が
多いときは、通常、自己資金で不足分を補う必要が出てきます。
しかし、この自己資金がどうしても不足してしまうケースが結構あるのです。
その時は、銀行の住みかえローンなどを利用することになります。
これは、売却時の不足分についても、新しい住宅ローンがカバーしてくれるものです。
新しいローン1本で融資してくれるところや、
2本にわけて融資するところもあります。これは銀行や諸条件によります。
2本にわかれるときは、住宅ローンについては、金利優遇されますが、
前の残分については、優遇がなかったり、低かったりする場合もあります。
これとは別の事例ですが、諸費用を住宅ローンに組み入れた場合も、
1本で組んでくれる銀行と諸費用ローンといって、
2本に分けられる銀行もあります。
諸費用ローンについては、通常の金利より高く設定されておりますので、
どこの銀行をどの条件で利用するかによって、トータルの支払額が変わってきます。
くれぐれもご注意ください。
長くなりましたので続きは次回にさせていただきます。
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