まずは「固定期間選択型」の住宅ローンとはどのようなものかを説明します。
一般的には、3年固定、5年固定、10年固定などがあります。
銀行によっては、それ以外に1年、2年、7年、20年などもあります。
これらの商品の特徴は、選択した期間、金利は固定されるので、
返済額もその期間は変わりません。
そのかわり、選択期間が終わりましたらその時の金利で見直しになります。
「変動金利」の住宅ローンの場合は、125%ルールがあることを前回で説明しましたが、
「固定期間選択型」には、そのような上限はありませんので、
その時点の金利で計算してその額の支払が始まります。
また、固定期間選択中は繰り上げ返済を行うと変動金利よりも、
手数料が高い銀行が多いです。
(最近は、パソコンで繰り上げ返済すれば無料のところも増えておりますが)
7年ほど前は、変動金利より3年固定までが金利が低い時期がありました。
その時は、3年固定を利用する方が非常に多かったです。
しかし、今は住宅ローンの借り換えする方は、
「全期間固定金利」か「変動金利」を選ぶ方がほとんどです。
どちらの金利か選択時の考え方としては、
これから金利が上がる、と思えば固定金利。
まだ大丈夫だな、と思えば、暫く変動金利で様子を見る。
という具合です。
豆知識ですが、住宅ローンは通常は「変動金利」になります。
その契約に基づき「特約」として固定期間を選択する形になるのです。
だから、その特約の固定期間が終わって放っておくと、自然に変動金利に変わるのです。
「固定期間選択型」を選択される方はその点にご注意ください。
詳しいことは、㈱住宅FPコンサルティングまでお問い合わせください。
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