前回、住宅ローンの元利均等返済と元金均等返済では、
単純に総支払額を比べると、元金均等返済の方が少ないという結果がでました。
ですから、皆様に元金均等返済をお薦めするかというと、そうとは言い切れません。
元金均等返済は、最初の返済額が多いので、ある程度余裕がある方が利用するようです。
そこで、最初からその多い返済金額を払う余裕があるのなら、
その金額で元利均等で払っていけばどうなるのでしょうか?
結論を先に言いますと、最初から返済額を増やせれば、
返済期間を短縮できる。
よって、総返済額は返済方法に関わらず、減少させることが出来るということになります。
具体的に比較してみましょう。
前回と同じく、<3,000万円を金利2%、35年返済で住宅ローンを利用した場合>
元利均等 月々 99,378円 総額 41,738,968円
元金均等 月々 121,428円 総額 40,524,873円
となり、元金均等返済の返済総額が少なくなります。
ここで、月々12万円を払えるのなら、その金額で元利均等返済を利用すれば、
どうなるでしょうか?
元利均等返済 月々 119,907円にした場合、
借入期間が35年から27年に短縮されます。
そして27年間の総支払額は、38,849,672円と元金均等返済より
167万円も少なくなります。
これを見て、おわかりだと思いますが、住宅ローンは金利や返済方法も大事ですが、
期間を短くすることが効果的だと言う事が分かりますね!
詳しいことは、㈱住宅FPコンサルティングまでお問い合わせください。
相談は、お電話でもいつでもお受けします。
住宅ローンの借り換え、新規の相談は実績あるファイナンシャルプランナーに
住宅ローン専門に17年の実績です!