今日は、住宅ローン利用の条件、借りる人に対しての条件のうちのひとつ、
年齢条件を考えてみましょう。
住宅ローンを利用できる人は、年齢的には20歳以上65歳以下の人で
返済時の年齢が80歳までが一般的です。
なぜ、返済期限は80歳までなのでしょうか?
答えは、住宅ローンを組む時に団体信用生命保険に加入するのですが、
保険加入年齢の上限は80歳だからです。
ですので、住宅ローンも80歳の所が多いというわけですね。
では、それの年齢以上のローン期間になると、住宅ローンが組めないか?
答えは「ノー」です。
この場合は、親子リレー返済で住宅ローンを組むことになります。
そうすれば、団体信用生命保険は、子供で掛けるか途中でバトンタッチするか、
銀行により条件は異なりますが、そのようにして期間を延ばすことが可能になります。
ただし注意しなければいけないのは、親子リレー返済を利用すると、
その住宅ローンを払う子供はその家に将来ずーっと住む必要があります。
今後結婚して家を出た場合、その住宅ローンがあるために、
新たに自分の家のローンが組めない事になりますので、
慎重に将来を考えて、利用してください。
でも、返済期間は80歳までと言っていますが、本当に80歳まで返せるのでしょうか?
昔は、インフレで無理して住宅ローンを組んでいても、
年数が経つうちに物価も上がり、収入も増えているので、
住宅ローンの返済は苦にならずに繰り上げ返済も可能でしたが。
しかし直近20年は低金利でありデフレですので、60歳から65歳で会社を退職した後、
本当に年金だけで住宅ローンの返済ができるのでしょうか?
定年まで頑張って払ってきた住宅ローンですよね、
定年後に自宅を手放したくないですよね。
最近住宅ローンの支払いの滞りから「任意売却」とい言葉をよく聞きますが、
無理の無い返済計画をたててくださいね。
もし、定年後も住宅ローンが長く残っている返済計画でしたら、
今のうちに金利の低い住宅ローンに借り換えは、いかがでしょうか?
年齢が上がるほど条件が厳しくなったり、
もちろん定年後は住宅ローンの借り換えは出来なくなります。
詳しいことは、㈱住宅FPコンサルティングまでお問い合わせください。
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