前回・前々回は、住宅ローンを組む時(住宅の購入時)の注意点をお伝えしましたが、
今回は、購入後に住宅ローンの支払が厳しくなった時、
どうすればいいのかをお伝えします。
まずは、住宅ローンの返済額を下げたいと思ったら、
住宅ローンの借り換えを検討してみてください。
今は超低金利時代です。
何年か前に適用されている金利のままだともったいないですね。
住宅ローンを借り換えすれば、月に1~2万円支払額が減る事もあります。
これは、総額にすると大きなメリットになりますね。
住宅ローンの借り換え、見直しのポイントは
・住宅ローンの残高が1000万円以上ある
・住宅ローンの金利が2%以上ある
・残りの期間が10年以上
上記の条件に当てはまる方は、住宅ローンの借り換え、
見直しを検討してください。
次に住宅ローンの借り換え・見直し以外で何か方法があるのでしょうか?
それ以外でしたら、出来れば家計を見直してください。
生命保険も見直しなど・・、今は必要のない無駄な保険に入ってる場合も
あるかも知れません。
住宅ローン支払いが苦しくなったときに、
絶対に取ってほしくない方法は・・・
「他のローンで返済にあてる。」です。
具体的にはキャシングローンを利用してしまったり。
これは、絶対にやってはいけません。
そのほかに、やってはいけない事。
これは、銀行に行って利息だけの支払にしてもらう事。
「リスケ」とです。
これは、中小企業金融円滑化法(モラトリアム)が出来て、
金融機関は住宅ローンに対しても返済が厳しくなったお客様に、
柔軟に対応するという事です。
しかし、この制度を利用して利息だけの支払に1年~3年なったとします。
その時は、支払が利息分だけで少ないのでなんとかしのげます。
しかし、その期間が終了したら、
今まで以上の住宅ローン(利息支払いだけだったので、
元金が減っていません。当然その後の返済額が増えます)を
支払っていける確証があるのでしょうか?
子供が大学で教育費がかさみ、今の期間を乗り越えたら問題無いという人は別です。
そういった、理由が無いとモラトリアムを利用しても問題の先送りにしかなりません。
今、住宅ローンを払えなくなって対策をたてるのと、
先延ばしして対策をたてるのではその後の生活が変わってきます。
モラトリアムを利用する前に、是非ご相談ください。一緒に対策を考えましょう。
モラトリアムでリスケを行うと信用情報にはキズは付きませんが、
今後の住宅ローンの借り換えに不利になってきます。
安易に利用するのは問題だと思います。
まずは、住宅ローンの借り換えが出来ないか?私と一緒に考えてみませんか?
詳しいことは、㈱住宅FPコンサルティングまでお問い合わせください。
相談は、お電話でもいつでもお受けします。
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