皆さんが、住宅ローンを組む時に一番悩むのが、
変動金利にするか固定金利にするかです。
将来住宅ローンの金利が上がるのであれば、
今のうちに低い金利で固定する「固定金利」が良いと言われています。
しかし、将来の事は誰もわかりません。
「変動金利」も上がる上がると言われ続けましたが、
1995年から今まで17年間も2%代(店頭金利)ですから、
将来の事は誰にも分からないものです。
現在、変動金利は実質0.875%~1.075%が一般的になっております。
では、その金利と住宅支援機構のフラット35の金利を比較していいのでしょうか?
フラット35の今月の金利は2.16%です。
変動金利の住宅ローンの場合は保証料が必要ですが、
フラット35の場合は金利を低いものを選択すると事務手数料が高くなります。
ですので、諸費用は除いて考えてみます。
では、単純に住宅ローンの変動金利の実行金利が0.975%とした場合、
この金利と2.16%で比較したらいいのでしょうか?
実は、フラット35の場合は毎月の返済額の他に団体信用生命保険料を
払わなくてはなりません。
これらトータルで考える必要があるのです。
計算してみますと、35年2500万円とすると、
35年間の団信保険料は1,792,600円になります。
この保険料を月々の返済に換算すると、
フラット35の金利は2.483%になります。
団信保険料分0.323%上乗せされているのですね。
住宅ローンを、変動金利か固定金利か考える場合、
これらを踏まえて比較してくださいね。
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