今日は、私が事務局を務めるSG水都おおさかの勉強会です。
弁護士の志和先生に相続のお話しをしていただきます。
さて、本日の話題は「フラット35です」
「フラット35」というと固定金利の住宅ローンですね。
この商品を扱っているのは住宅金融公庫でしたが、
民営化により住宅金融支援機構となりました。
従前の住宅金融公庫の場合は、
直接住宅ローンの貸付を行っていました。
今はそれぞれの銀行が貸し付け、その債権を住宅金融支援機構が買い取っています。
大きな違いは、
公庫の場合は直接公庫が貸しているので、金利などは同じでした。
窓口での手続きを各銀行で行っていただけなんですね。
ところが、今の「フラット35」は、
銀行が貸し付けし、その債権を支援機構に買い取ってもらう形です。
よって、貸出の金利は銀行によって違うのです。
だから、「フラット35」を考えている人は、
各銀行により金利が違いますので、
その点を注意して、利用を検討してください。
それから、もう一点。
フラット35は金利が同じでもそれ以外に事務手数料が必要になります。
金利が低くても、事務手数料が2%などとなると2000万円の住宅ローンでも
手数料が40万円になりますから、手数料の額も大きいですね。
また、同じ金融機関で事務手数料が2%と5万円の2種類ある場合もあります。
トータルで考えると、最初に事務手数料を2%はらった方が、
総支払額は少なくすみます。
損得でいえば、そうなのですが、
諸費用分の自己資金が無い場合は、
どうしても最初の諸費用の少ないものを選んでしまいますね。
諸費用をためてから、買った方が良いのか?
消費税の上がる前に買った方が良いのか?
色々見解がありますが、そういった見方だけでなく、
あなたのライフプランに照らし合わせて、住宅購入を検討してくださいね!
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